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スペースフライトナウ ミッション・ステータス・センターから



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22日午後11時25分(日本時間)

ジョンソン宇宙センターの宇宙飛行気象グループによる予報は、ケネディ宇宙センターで発達している強い横風がシャトル・ディスカバリー号の着陸に影響を与えそうだとしています。

午後10時50分前に乗務員に最新気象情報を与えられました。

**「ヒューストン、こちらはディスカバリー号、2つの質問がある。1つは、我々はどちらの滑走路へ向かうことになりそうだろうか?」とブライアン・ダフィー船長が尋ねました。

「ブライアン、我々の感じでは滑走路は15番になりそうだ。と宇宙飛行士で通信士のDominic Gorieがミッション管制室から答えました。

***「OK、こちらでチャンネルの設定を行っている。それからもう1つ、風について何か情報があるか?」

「ブライアン、それについてはかなり厳しい状況だ。風向きは方位50度からで、最高瞬間風速は17ノットから18ノット、現在12ノットから13ノットで吹いている。」とGorieが答えました。

「OK、良い報告を。ありがとう。」

NASAの安全基準では、風速の範囲を15ノット以内と定められています。さらに方位60度からの風がシャトルの滑走路に対して完全に横風になります。

したがって、方位50度の風はほとんど横風となり、風速18ノットは完全に飛行規則を違反します。


**KSCのシャトル用滑走路は1本しかありません。1本の滑走路にはどちらの方向から進入するかで2つの番号が付けられます。それには規則があり、例えば滑走路15番ならその進入方向はその番号を10倍した方位となり方位150度です。反対方向から進入する場合は、180度足せば分かりますが330度となり滑走路33番となります。これは他の一般の飛行場でも同じです。ダフィー船長はこの場合、どの滑走路かというのではなく、どちらの向きで進入するかを聞いています。

***シャトルも、着陸時には一般の航空機と同様な無線航法装置を使います。同じ滑走路でも進入方向でそのチャンネルが違います。ダフィー船長は滑走路15番に対する無線航法装置のチャンネルを設定したと思われます。

宇宙飛行士達は、状況が回復することを期待して手順を進めています。

シャトルのペイロード・ベイ・ドアはあと数分で閉じられ、全てがうまく進行するならば、ディスカバリー号の逆推進ロケットは、地球に降下する為に午前2時07分に燃焼を開始します。

宇宙飛行士達は、昨夜7時17分に起床して着陸準備を始めました。

再突入飛行主任のリロイCainは、もし今日乗組員がフロリダへ帰還できなければ、ディスカバリー号は軌道に残り明日着陸を再度試みるろ言っています。

最悪のシナリオの場合でも、ディスカバリー号には、水曜日まで宇宙に滞在できるだけの推進燃料と発電燃料と二酸化炭素吸収剤を積んでいます。

天気予報にもよりますが、NASAは明日は代替着陸基地のエドワーズ空軍基地の準備をするでしょう。

宇宙ステーションの建設スケジュールを乱したくないので、NASAのマネージャーは、できるだけディスカバリー号をフロリダに戻したがっています。

****エドワーズへの着陸は、100万ドル費用と1週間以上の時間がかかります。

****シャトルがエドワーズ空軍基地へ着陸した場合、専用クレーンでボーイング747の背中にシャトルを乗せKSCへ空輸する必要があります。

この船の次の飛行予定は来年早々で、ステーションの2番目の常駐乗組員を送り届け、最初の乗組員を連れて帰るミッションです。



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23日午前00時09分(日本時間)

スペースシャトル・ディスカバリー号の長さ60フィートのペイロード・ベイ・ドアが閉じられて、搭載コンピューターは、突入と着陸を制御するOPS-3ソフトウェアプログラムに切り換えられました。

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23日午前00時20分(日本時間)

ミッション管制室の気象担当官からの最新情報では、ケネディ宇宙センターで吹いている横風は、現在17ノットに達しているということです。 これはNASAの安全基準15ノットを越えています。
また気象担当官は、風向きが急変したり風速が収まる様子はないと加えています。

しか飛行管制官は、2回の着陸機会のうちの1回目の最終決定は、午前1時45分ころまでする必要はないとして、この日のスケジュールを進行させています。

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23日午前01時05分(日本時間)

天気図では、ケネディ宇宙センターの天候は悪化し続けているように見えます。シャトル用滑走路の横風は依然収まっていません。
風は現在、北東からの向きで瞬間風速は13ノットから19ノットに達しています。

ミッション管制室は、ブライアン・ダフィー船長に、飛行士達が地球の重力に順応する為に大量の水を飲む**「液体補充手順」を開始するかどうかは、船長の判断によると伝えています。

**「液体補充手順」
宇宙飛行士は、再突入前に塩の錠剤と大量の水を飲んでわざと水分超過状態になり血液量を増やします。これは無重力状態で上半身へシフトしいる体液が地球の重力によって下半身へ移り脱水症状になることを防ぐ為です。

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23日午前01時22分(日本時間)

着陸延期!

ケネディ宇宙センターの強い横風が、スペースシャトル・ディスカバリー号をもう一日宇宙へとどめることにしました。

横風は絶え間なく吹き、風速は今日の2回両方の着陸機会でその制限を越えると予測されています。

明日のフロリダの気象予報も、横風を伴って低い雲や雨の恐れもあり良い状況ではありません。

代替着陸地であるカリフォルニア州のエドワーズ空軍基地が、明日は準備されます。カリフォルニアの明日の天候は良さそうです。

しかし、NASAはディスカバリー号をケネディ宇宙センターに帰還させたがっています。シャトルをアメリカを横断して空輸させる1週間の時間を節約したいからです。

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23日午前03時57分(日本時間)

20ノットに達する突風に近い横風により、NASAはシャトル・ディスカバリー号の地球帰還を最低24時間延期することを強いられました。

ケネディ宇宙センターの天候は明日も更に悪化しそうで、カリフォルニアへの迂回着陸の公算が強まっています。或いは、着陸は明後日まで延期されるかしれません。



上記の訳文は記事の全容を伝えるものではありません。
誤訳の可能性もありますので、詳細は必ず下記のページで御確認ください。

http://spaceflightnow.com/shuttle/sts092/status.html

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