CNN Interactive TECH Space は

「宇宙の堆積岩 」

という見出しの記事を報じています。



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コンピューターが作りだしたモデルが、科学者達の小惑星は宇宙に散らばった古代の岩であるという見解を考え直させています。そしてそれはいいニュースではありません。

 研究者であるエリック・アスファウグは、小惑星は岩の固い塊であるという昔からの考え方を外れさせる小惑星の模型を持っています。彼は小惑星のほとんどは、核爆弾のショックを和らげるような目の粗い岩に砕けていると信じています。

 地球に衝突するコースにある小惑星が見つかったら、核爆弾を乗せたロケットを使ってそれをコースから外すというのが科学者達が大惨事を回避させる為に提唱してきた一つの方法です。

 このようなシナリオが基になったこの夏の二本の映画があります。最近公開された「ディープインパクト」とまもなく封切られる「アーマゲドン」です。

 科学者達は、この筋書きには無理があると言っています。彼らは小惑星が文明を滅ぼすような力を持ったまま地球の大気を突き抜けて大陸か海にぶつかるような事は100万年に1度か2度しかないと信じています。

 数ヶ月間、アスファウグと他の科学者はハイパワーコンピューターを走らせ、ある小惑星が別の小惑星に衝突した瞬間のその時点の進展のモデルを作り出しました。

 その結論は?小惑星のほとんどはそれほど固くはなく、お互いの引力でくっついている堆積岩ということなのです。

 「我々は、小惑星を小さな断片に爆破する事は、その断片をそのコースから外させることよりもはるかに容易である事を知りました。ほとんどの小惑星は荒石の堆積岩と呼ばれるものだと信じています。」とアスファウと語りました。

別の言い方をすると、もし地球が小惑星と宇宙衝突するコースにあれば、それを核攻撃する事はその破片の雨を降らせることになるだけだということなのです。

 小惑星のコースを変えるいかなる計画は、宇宙を十分に偵察することから始めるべきです。とアスファウグと言います。

 望遠鏡や宇宙観測機を使った偵察は、その岩が中まで堅いのか2個の塊なのか或いは多量の断片なのかを科学者達に教えるかもしれません。

「もし小惑星が堅い岩石だったら衝撃か爆破という方法で対応しますが、何層にも鳴る堆積岩であれば全く異なった方法で対応することになるでしょう。」とアスファウグは説明します。

 フットボール競技場サイズのおよそ百万個の小惑星が地球近くを飛び回っています。この大きな物のうち少なくとも二千個がNEO's(Near-Earth Objects)として認識されており、それらは地球の軌道を横切る可能性があり、理論的には地球と衝突する可能性もあるのです。 -----------------  



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書き出しの紹介ですので詳細は必ず下記のページで御確認ください。

http://cnn.com/TECH/space/9806/03/asteroid.impact/index.html

CNN Interactive TECH Space




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