9月9日付け CNN Interactive TECH Space 掲載の論説記事

「ジョン・ホリーマンの The View from Space 」


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スペクトルへ戻る

 ロシア人は、来年6月にミールを放棄する準備をしているのに、なぜ、傷ついたスペクトル・モジュールの船内で、更に遊泳活動をするのでしょうか?

 2人のミールの宇宙飛行士、ゲナディー・パダルカと指揮官のセルゲイ・アフデイエフは、9月15日にスペクトルに入って船内遊泳活動を行うつもりです。彼らの任務は、スペクトルのソーラーパネルのうちの1枚の駆動モーターの配線の修理を試みる事です。

 皆さんは、それらのパネルのうちの1つが1997年6月の宇宙での衝突事故によって 破壊されたのを覚えているでしょう。他の3つのパネルはステーションの電気の大部分を発電するために作動していますが、、パネルを太陽に向けるモーターは完全に動いていません。地上のマネージャーは、以前の宇宙遊泳の時に宇宙飛行士によって取り付けられた駆動システムのケーブルがゆるくなって、取り替えられる必要があると考えています。


NASAは宇宙ステーションの「鍵」を受け取る

 NASAは、先週、新しい宇宙ステーションの最初のアメリカ製ピース用のシンボリックな「鍵」を受領するセレモニーを開きました。この「鍵」は、実際に、宇宙遊泳をする飛行士によって、ロシア製のザーヤ(日の出という意味)モジュールにユニティー・ノードを連結する為に使われる物と全く同じ巨大なレンチの束です。

 ステーションへのロシアの参加についての心配が続いているにもかかわらず、マネージャーは公式に、カザフスタンのバイコヌアーから11月20日にザーヤを打ち上げ、12月3日に宇宙飛行士によって連結されるユニティーへ送り込むと言っています。   


加熱するグレンの熱狂ぶり

 NASAは、10月29日に予定されたディスカバリー号でのジョン・グレンの打ち上げに対する一般社会の興味が相当なものであると言っています。


もちろん、皆さん達にとっては驚く事ではないでしょう。

 報道機関からの許可証の要請は、通常の4倍の割合です。そして、歩道からシャトルに近寄って、打ち上げを見に行く見物客へ与える打ち上げ前の駐車許可証は、今月全ての配布が完了しました。通常は、これらの許可証は、打ち上げの2週前くらいに配布される物です。

 CNNの中継計画も、一緒にやって来ます。我々の全スペース・チームは、打ち上げの4日前から、毎日生中継を開始します。ウォルター・クロンカイトは打ち上げの解説者の役を準備する為に、2ヶ月以上、調査資料を研究してきました、そして、彼は彼の旧友グレンが宇宙へ行く2度目のミッションを手に入れた事で、自分も行きたいとうずうずしていると、私に教えてくれました。


流星を捕らえよう

 11月まで先を見越すと、宇宙ステーションのハードウェアの最初の打ち上げに加えてその月には、たくさんの流れ星を見る素晴らしい機会があります。獅子座流星雨は、ここ地上からの眺めは素晴らしいのですが、宇宙では、衛星やハッブル宇宙望遠鏡を塵の嵐で傷められるのを防ぐ準備がなされています。

 専門家は、獅子座流星雨が11月17日にピークをむかえる時、我々は、1秒に一回何らかの流星を見ることができると予測しています。この流星雨は33の年ごとにピークをむかえますが、今回の次のピークは3分の1世紀後です。1833年にこの流星雨を見た人々は、「空全体が火事のようだ」と言ったそうです。


みんな隔離されたいですか?

 先週、私は来年に計画されたロシアの隔離タンクの実験について話しました。 私は、愚かにも志願できる人の名前と住所を把握することを決めました。誰が、ロシアへ旅立って240日の間隔離ブースで生活したいかの統計をとるからです。  

 皆さん達からの、「ここで何をするのか?」と尋ねた数百通のお便りにお答えしましす。 ロシア、モスクワの生医学問題研究所のYevgeny Dyomin に手紙を書いてください。志願者は、テストの時点で30才から50才の間で、英語に堪能でなくてはなりません。


http://cnn.com/TECH/space/9809/09/holliman/index.html



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