CNNで以下のような内容の記事が報じられています。

  (詳細は下記のページでご確認ください)


CNN Interactive TECH

-----------------------------------------------------------------
 ロシア宇宙局はグレンがミールへ乗り込むことに"nyet"
 冷戦は終わったはずなのに、ロシア宇宙局はジョン・グレンに対して冷たい態度を
とっています。
 
 宇宙局の総合ディレクターは、「ミールステーションの残存時間が短いので、ミー
ルで無重力が老齢者に与える影響のよりよい研究を行う為に、グレンを招待する事は
できない。」と語りました。  

 ユーリー・コプトバは金曜日の説明の中で、「自分は1962年に最初のアメリカ
人として軌道に乗った、オハイオ出身の民主党上院議員を賞賛する。」と語りまし
た。
 
 NASAは2週間前に、グレンを宇宙へ送ると発表しました。77歳の彼は、シャ
トルの乗組員に参加して、人間の老齢化のプロセスに関する医学的研究を10日間行
います。

 コプトバは「ロシア宇宙局は、ミールに残された全ての期間を、将来の国際宇宙ス
テーションの研究の為に費やさなければならない。」と語りました。

 ロシアは、これから5年間で100個以上もの部品が軌道に打ち上げられて組立て
られるステーションの最初の二つの部品を供給する責任を負わされています。

 13年前に打つあげられたミールは、1999年にその任務を終え、地球の大気圏
に突入します。

 ロシアとアメリカの飛行士たちは、新しいステーション建設の準備の為にこの数年
間、ミールで合同ミッションを行ってきました。  

 コプトバは、グレンがミールの軌道に1ヶ月滞在して実験の被験者になる事が貴重
であることは認識していました。「重力が骨の密度や睡眠パターンに及ぼす影響は短
い飛行の実験よりも長い飛行の方がよる明らかになるはずだ。」と彼は語っていま
す。

 コプトバは、最近グレンと合った時の彼の肉体的そして精神的コンディションにつ
いて、次の様に語りました。
「私たちにも、70歳なろうかという飛行士がいますが、良い健康状態の人は誰もい
ません。こんな良い健康状態の老齢者をもてるあなた方を、羨ましく思います。」


-----------------------------------------------------------------

 (曜日、日付、時刻は日本時間に直して訳しています)


   | Return to Main Page |