CNN Interactive TECH Space は

「ゴア副大統領の衛星は地球を24時間監視 」

という記事を報じています。

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それによると、

 ゴア副大統領の指示で、NASAは世界で初めて地球の生の画像を毎日24時間、
インターネットやテレビで放送する衛星を緊急に打ち上げる準備をしているそうで
す。

 議会の承認が必要なこのプロジェクトは、2千万ドルから5千万ドルの費用がかか
ると予想されています。ゴア副大統領は、それが科学分野や教育分野それに気象分野
にとって貴重な情報資源になると考えています。

 それは、ハリケーンや人々を脅かす気象パターンや森林火災、雲の配置やその他の
現象をリアルタイムで示す事ができるでしょう。現存の衛星は世界の各地を観測して
いますが、地球全体の画像を得ることはできません。

 副大統領はこの発表を先週金曜日、ケンブリッジのマサチューセッツ工科大学の技
術会議で発表しました。

 「私達の全ての教室をインターネットで結び、私達は、新しい教育や高度な科学プ
ロジェクトをもたらす機会を得る事ができます。同じように何百万ものアメリカの教
室や家庭のリビングルームをテレビやパソコンをを通じて地球規模での気象観測結果
を得ることもできます。」と副大統領は語りました。

 ホワイトハウスの官僚は、「この試みは副大統領が可愛がっている計画で、
NASAのオフィシャルにもこの計画に乗じるように説得している。」と語り、別の
官僚は、「この衛星はこれまでの地球の軌道にある衛星とは違って、太陽と地球の重
力均衡点で静止し、この事が、太陽の光を帯びている地球の縦長の細長い部分の画像
を常時提供する事ができる。」と語りました。

 副大統領が押し進めている計画の当所の目的は、彼の説明によると、「四六時中地
球のスナップショットを得る機会がもてるということで、それは科学ファンを魅了す
るだろう。」と言うことでしたが、当局はそれ以外にも他の教育目的や気象予報に役
立つデータを送信してくるだろうと、語っています。

 この計画は、コンピューターファンや環境問題研究家にとってゴア副大統領の評判
を上げ、2000年の大統領選挙に於いてもそれが言えるでしょう。副大統領はこの
衛星を2000年までに打ち上げたいと考えているようです。  


というような事を報じています。



 概要紹介ですので詳細は下記のページでご確認ください。

CNN Interactive TECH Space





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