4月26日付け
CNN Interactive Spaceは

ロシアは宇宙ステーションのサービス・モジュールを公開。

という見出しの記事を報じています。

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 ロシアは、月曜日に長期にわたって延期されていた国際宇宙ステーションの居住区となるモジュールを公開するパーティーを開きましたが、 深刻な資金難にもかかわらず13年になるミール・ステーションをあきらめそうにありません。

 月曜日モスクワ郊外のエネルギアロケット社で開かれた新しいモジュールの完工を祝う式典は、ユーゴスラヴィアの為にロシアの西側と悪化している関係やミールの将来の不確実性の為に、幾分控えめなものでした。

 ロシア宇宙庁の指揮者Yuri Koptevは、モスクワのユーゴスラヴィアでNATO軍の戦争に対する強い非難にもかかわらず、この新しいステーションの共同は続くだろうと述べました。

 「我々は、ユーゴスラヴィア紛争が直ちに終結して、このプロジェクトを先進させることに集中できることを待ち望んでいる。」と、彼は記者会見で話しました。

 しかし、アメリカ宇宙局NASAの一部の官僚は、ユーゴスラヴィアでのNATOの地上戦が、ロシア、アメリカ合衆国、ヨーロッパ、日本やカナダをまとめているこの600億ドルのステーション・プロジェクトの作業を中断させるのではないかと心配しています。

   サービス・モジュールとして知られているこの3億2000万ドルの居住区セグメントは、、ロシアの財政困難の為に一年半予定より遅れて進行しています。

 それは11月に打ち上げられて 2000年1月にロシア人とアメリカ人の最初のクルーがそれに続くという事になりそうです。

 アメリカ合衆国はロシアに老朽化したミール・ステーションを退役させて、その資源を当局がこれまでで着手された最も複雑な技術の集結と表現している新宇宙ステーションにつぎ込むように説得していました。

 ミールは今年6月で引退するはずでしたが、ロシア政府はこのステーションを所有するこの宇宙会社エネルギア社に8月までの資金提供を約束して、もし個人の投資家が見つかればこのステーションを更に長く飛ばせると述べました。

 月曜日エネルギア社の指揮者Yuri Semyonovは、ミールはどんな状況でも今年引退することはないだろうと述べ、アメリカの緊張を高めました。

「ミール宇宙ステーションは、1999年と2000年始めまで飛び続ける」と、彼は言っています。

 「我々は、新しい投資家を見つけられないならば、ローンをして、たとえ一時的にこのステーションで有人活動を中止しなければならなくなってもミールを降ろすことはせず、その作業を続けるでしょう。」

 セミョーノフは、個人投資家を見つける努力は続けらていると述べました。

 Koptevは、8月のロシアのルーブル切り下げ前におよそ2億ドルないし2億5000万ドルから1億ドル下げなければならなくなったミールの年間運営費を初めて明かしました。

 ミール・ステーションに登場している2人のロシア人と1人のフランス人は8月に帰還することになっています。

 新しい国際宇宙ステーションの最初の2つのモジュールはすでに軌道上にありますが、居住区が打ち上げられるまでは乗組員のサポートはできません。

 「我々は、1年前の1998年5月にすでに飛行の準備はできていました。しかし、我々は何もせずに座っていたわけではありません。我々は、新システムのトレーニングを続けていました。」と最初の乗組員になる予定の宇宙飛行士セルゲイKrikalyovはロイターに話しました。

 この居住区モジュールは5月初めにバイコヌール・コスモドロームへ発送されて、そこで打ち上げ準備ができる前に5ケ月の試験を受ける必要があります 。  


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詳細は必ず下記のページで御確認ください。

http://www.cnn.com/TECH/space/9904/26/iss.rollout.reut/index.html



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