6月9日付け
CNN Interactive Spaceは

NASA探査機が宇宙の『化石』をハント。

という見出しの記事を報じています。

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 NASA はまもなく、科学者が約120億年前この宇宙を生み出したと思っているビッグバンの面影を探索して、宇宙の考古学ミッションを始めます。

   地球上空480マイル(768km)の軌道を周回する、この遠紫外分光器エキスプローラFar Ultraviolet Spectroscopic Explorer (FUSE) は、 紫外帯域の光を調査して、現在のどの望遠鏡で検知できない情報を集めます。

 「このFUSEミッションは、銀河がどのように進化するのか、銀河の中のガスが時とともにどのように変化するのかを更によく理解させるものです。」と、ジョンズホプキンス大学の科学プログラムのチーフ・コーディネーターのケニスSembachが述べました。

 この光の解析はまた、銀河を作る分子に関する詳細を明らかにするでしょう。

 「各タイプの分子は、固有のシグニチャーを持っています。」とSembachが説明します。

 「あなたは、これらのシグニチャーを一種の宇宙のバー・コードと 考えることができます。」

 天文学者達は、科学者がビッグバンの時に莫大な数が作られたと信じている水素の1つの形態であるジウテリウムを調査して、1つの特有の手がかりを得ようとしています。

 ジョンズ・ホプキンスの研究者は、ジウテリウムを一種の「宇宙の化石」と表現しています。

 NASAのケネディ宇宙センターの技工士は、FUSE衛星の打ち上げ準備をしています。

   FUSEは、この計画の全面において第一責任を持つジョンズ・ホプキンスによって開発されました。また打ち上げは、NASAが責任を持っています。

 この2億400万ドルのプロジェクトは、開発運営が大学によって完全になされる初のNASAのミッションということになります。           


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詳細は必ず下記のページで御確認ください。

http://www.cnn.com/TECH/space/9906/09/fuse.preview/index.html



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