6月18日付け
CNN Interactive Spaceは

NASAはシャトルの訪問後はステーションを動かせませんでした。

という見出しの記事を報じています。

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 先週末NASAは、軌道を回る廃品の衝突の脅威があったとき、600億ドルの国際宇宙ステーションを移動させることができませんでしたと、宇宙庁当局が木曜日に語りました。

 衝突の可能性は小さかったのですが、NASAのマネージャーはこの宇宙ステーションを安全な所に出す為の回避行動を計画しました。

 ところが彼らは2週間前にシャトルのクルーが訪問した後の運動性の変化分を計算に入れていなかったので、その移動に失敗したと、当局は述べました。

 「実際には、その本体構造部には何の危険もありませんでした。」と、ヒューストンのNASAの宇宙ステーション運行マネージャーの フランク・カルバートソンが語りました。

 追跡レーダーが、使い切ったロシアのロケット段がステーションの10分の6マイル(1km)以内を通過すると示しました。

 計画された回避行動は失敗しましたが、この破片は少なくとも4.3マイル(7km)の安全な距離を通過しました。

 カルバートソンは、「ロシアとアメリカの2つの管制センターは、2週間前にシャトルのクルーが2トンの補給品や機器を運び込んだ後の質量分布の変化を計算に入れずに命令を送った。」と語りました。

 搭載されているコンピューターは、ロケット・スラスターが過剰に長く燃焼するために、この回避操縦を中止してステーションの指向システムをシャットダウンしました。

 この指向システムは、宇宙でのステーションの向きを定めます。

 ステーションは、管制官がこの指向システムを復旧させるまでの間、地球を1周漂いました。

 宇宙庁当局は、100分の1以上はなかった衝突の危険性よりも、地上管制官が起こしたミスの方を懸念していると、当局は言っています。

 アメリカ合衆国、ロシア及び日本などの16カ国が2005年完工予定の 国際宇宙ステーションを製造するためにチームを組みました。

 現在このステーションは、ロシア製のザリャー・モジュールとアメリカのユニティー・ドッキング・コンパートメントから成っています。

 この両モジュールは、昨年末に打ち上げられて現在無人です。

 この軌道周回宇宙基地の建設は、最初のクルーの居住区となる次のロシアのコンポーネント、サービス・モジュールの打ち上げを待ちながら保留の状態です。

 資金問題で繰り返して製造が遅れたこのモジュールは、現在11月に打ち上げの予定です。

 最初のクルーは、2000年3月に居住を開始する予定です。            


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詳細は必ず下記のページで御確認ください。

http://www.cnn.com/TECH/space/9906/18/space.station.reut/index.html



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