11月23日付け
CNN Interactive Spaceは

MGSの最新の写真は火星の地層やクレーターを鮮明に写しています。

という見出しの記事を報じています。

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今年初めから火星を調査してきたマーズ・グローバル・サーベイヤーが撮った何枚かの最新の写真は、どんなに多くの業績がマーズ・ポーラー・ランダーに先んじて達成されているかを明らかにしていると科学者達は言っています。

グローバル・サーベイヤーのカメラは、火星の南極で層をなした堆積物の新しい画像を送り返してきました。その地域はポーラー・ランダーが地上から探査することになっています。

グローバル・サーベイヤーはまた、アリゾナの有名ないん石クレータの3倍の大きさのクレータや火星の南の半球にある多角形模様の鮮明な写真も送り返してきました。

南極の地層

クリックするとここで紹介する写真を入手できます。

Edgettは、グローバル・サーベイヤーは毎週数百枚の写真を送り返していますが、科学者達は12月3日に到着するポーラー・ランダーの準備の為に南極でのカメラの訓練をしてきましたと言っています。

火星の南北両極地域は、厚い層状物質のたい積物で覆われています。

ポーラー・ランダーは、「南極の層状たい積物」として知られる地層をなす地域の1つの表面に水を求めて着地します。

グローバルサーベイヤーからの新しい写真は、この地域のこれまでで得られた最も鮮明で高解像度の1つです。

この写真は、ポーラー・ランダーが降下予定場所のおよそ北西340マイル(550km)の領域をカバーしています。この写真は、幅およそ1マイル(1.5km)長さ2マイル(4.6km)の区域をカバーしています。

見ることのできる最も小さな物体は自動車程の大きさです。

写真右上に見える黒っぽい縞は、層状物質の地表全体を覆う沈澱物の細片が風で吹き上げられて形成されたものです。

「このたい積物は、誰もが思っていたよりももっと多くの層を持ちもっと薄いものでした。」とEdgettは言っています。

1970年代のマリナーとバイキング計画からのデータを元に、極の 層状たい積物は塵や氷の沈殿物を含んでいると長い間みなされてきました。

これらの地層は火星の気候の変化の手がかりを含んでいるかもしれません。渇水や降雨は年輪の期間が幅に影響を及ぼします。



クレータ内のクレータ

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クレータは、我々の太陽系の月や他の惑星と共通している数少ない数地形形態の1つです。

世界的なサーベイヤーは、に広がる1.9のマイル(3km)のクローズアップ図を与えましたマーズのネペンテスMensae領域におけるより広いクレータの底の上で衝突。

グローバルサーベイヤーは科学者達に、火星のネペンテスMensae領域にある巨大なクレータの底にある1.9マイル(3km)幅の衝突クレータのクローズアップを与えました。

この小さなクレータでも、 北アリゾナの有名ないん石クレータの3倍の大きさがあります。

この高解像度画像は、このあたりのクレータの内側と外側両方にあるたくさんの小さな風に吹かれた吹きだまりつまり砂丘を見せています。

クレータの壁のいくつかの部分には、層をなした岩が露出しています。 巨大な岩は壁から抜け落ちてクレータの底へと坂を転げ落ちています。

これらの岩の多くはスクールバスや自動車よりも少し大きいくらいの大きさです。



南極特有の多角形模様

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火星の南極地域で形成されたこの多角形模様は、地球の北極地方の物と似通っています。

10月に撮られた写真の1枚は、地球の北極や南極で普通に見られるような多角形模様で覆われた比較的平坦な火星の平地を写していました。

多角形模様は地上が何世代もかけて凍ったり溶けたりを繰り返して形成されます。

この多角形模様は、火星のはるか南のMalea Planumで写されたものです。

南極の氷冠のくぼみにある霜の一部が割れ目に入りこんで、それらをいっそう見やすくしています。

「これらは、氷が表面近くの地上に存在するという重要な情報です。」とEdgettは言っています。

科学者達は、Malea Planumにある多角形模様の発見は氷がそれ程深くは埋もれていないことを示すものだと言っています。何故ならこの写真の上に見えるクレータを覆っている物資は薄い一枚板に見えるからです。


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上記の訳文は記事の全容を伝えるものではありません。
誤訳の可能性もありますので、詳細は必ず下記のページで御確認ください。

http://www.cnn.com/TECH/space/9911/23/mars.deposits/index.html

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