12月05日付け
CNN Interactive Spaceは

マネージャーも探査機が無事に着陸したかどうか疑問視。

という見出しの記事を報じています。

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マーズ・ポーラー・ランダーの予備アンテナからの受信も無駄に終わり、NASAのミッション管制官は沈黙の3日を過ぎて探査機が着地の際に重大な問題に陥っている可能性があると認めました。

「無事に着陸できたという我々の自信はだんだん小さくなっています。」と探査機との5回目の通信努力が失敗した日曜日にプロジェクト・マネージャーのリチャード・クックが述べました。

1億6500万ドルのランダーは、金曜午後(アメリカ時間)に火星の南極から500マイル(800km)の位置に着陸した後直ちに信号を送ってくると思われていました。

ランダーの失敗は、9月に兄弟探査機のマーズ・クライメート・オービターを失って回復しようとしているNASAジェット推進研究所にとってダブルパンチとなりそうです。

緊急事態処置計画は火曜日に打ち切らます。

ミッション・マネージャーは、単純事故のシナリオを一つずつ取り除く作業を行なっています。

しかし彼らは、もし今週半ばまでに通信を確立できなければ通信を成功させる望みはますます難しくなると言っています。

「我々は、既存の緊急事態処置計画が完了する火曜日頃にあるポイントに到達する。」とフライト・オペレーション・マネージャーのサム・サーマンは言っています。

日曜日の通信窓は日本時間午前4時50分に開き10分後に閉じましたが、火星表面からの送信信号は受信できませんでした。

この計画は、もし地球からの指令が日曜日までに受信されていなければランダーが無指向性UHFアンテナに切り替えている必要があります。

それは科学者達が探査機にUHFアンテナを使わせた初めての試みでした。UHFアンテナは地球と直接通信できる力はありませんが、火星の軌道を回っているマーズ・グローバル・サーベイヤーを中継して地球にデータを送ることができます。

月曜日に開く次の通信窓

通常電波を使う次の通信可能時間は、日本時間の月曜日午後2時40分から午後4時55分までです。

月曜日の深夜(アメリカ時間)に広範囲なスキャンが予定されており、 エンジニア達はランダーにもう一度信号を送信する指令を送ります。

またミッション管制官達は、軌道上で分離して火星表面へ衝突したはずの小さな2つのプルーブの運命についてもますます悲観的になっています。それらも信号の送信ができていません。

「私は、もしこれから24時間以内にそれらのプルーブからの信号が受信できなければ我々の選択肢のほとんどは使いいきったことになると考えます。」とディープスペース2のプロジェクト・マネージャーのサラーGavitは日曜日の午後リポーターに話しました。

ランダー自身が地球を探す希望

金曜日着陸予定時間直前からの通信途絶は、ミッション当局に探査機は無事に降下して着陸し自身で通信再開のステップを取ったという希望を持たせて来ました。

管制官達は着陸が成功したという仮定のもとにオペレートを続けてきました。何故なら突入直前までのランダーの調子は良く飛行経路も問題なかったからです。

エンジニア達は、探査機はそのパラボラ・アンテナを地球に向けられない位置に降り立ったか、柔らかい面に降りて埋もれてしまったという理論を立てています。

NASAは、通信途絶が週末まで続くならば、信号を地球へ送る異なるシステム間をあちこち切りかえる指令(操作可能であれば)がランダーに送られると言っています。


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上記の訳文は記事の全容を伝えるものではありません。
誤訳の可能性もありますので、詳細は必ず下記のページで御確認ください。

http://www.cnn.com/1999/TECH/space/12/05/mars.lander.04/index.html

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