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1月04日付け
CNN.comは

ミールを断念した実業家は代わりに国際宇宙ステーションへ。


という見出しの記事を報じています。

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運命づけられたロシアの宇宙ステーション・ミールへの旅行を計画していたアメリカの実業家は、代わりに国際宇宙ステーションへの旅行を計画しているとのことです。

元NASAのエンジニアで、アメリカ株式金融業者のデニス・チトー氏が、今年4月30日頃に国際宇宙ステーション・アルファに飛行する可能性があるとロシアの宇宙飛行士訓練センターが宇宙局へ伝えました。

60才になる百万長者のチトー氏は、ミール宇宙ステーションへの最初の観光客となる契約を昨年ミール社と結びました。

国際投資グループのミール社は、築15年になるミール宇宙ステーションを宇宙ホテルとして活用するためにリースで借りていました。往復旅行チケットの標準価格は2000万ドルです。

しかし先月、ロシア宇宙庁は悪くなっている無人のステーションを2月末に大気圏に落とす決定をしました。

チトー氏は、代わりに国際宇宙ステーションへ旅行することになるだろうと、ロシアの宇宙飛行士訓練センターのPyotr Klimukセンター長がインターファックス通信に語りました。

Klimukによると、チトー氏は2人のロシアの宇宙飛行士と一緒にソユーズ宇宙船に搭乗して飛行するということです。しかし、旅程は保証されていません。

1000億ドルの国際宇宙ステーションの第1スポンサーであるNASAとロシア宇宙庁が、まずこの飛行を承認しなければなりません。

1960年代にNASAで惑星間探測機の飛行経路を図面化する航空宇宙技師だったチトー氏は、モスクワの近くのロシア宇宙飛行士訓練センターで今月訓練に参加する予定だとインターファックス通信は伝えています。

ミール社は、ロシア宇宙庁の民間加盟会社エネルギア社との協力でロシア政府からミールを借りています。

オランダに本社を置くこの会社は、かつてロシア宇宙開発の誇り高いシンボルだったミール宇宙ステーションを裕福な旅行者のための旅行目的地にしようと計画していました。

しかし、この夢はミールを太平洋に落として廃棄すると決めた貧困するロシア宇宙庁によって打ち砕かれました。



上記の訳文は記事の全容を伝えるものではありません。
誤訳の可能性もありますので、詳細は必ず下記のページで御確認ください。

http://www.cnn.com/2001/TECH/space/01/04/tito.iss/index.html

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