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1月05日付け
CNN.comは

NASAが次期ディスカバリー・ミッションの最終候補を選択。


という見出しの記事を報じています。

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NASAは、次期宇宙開発ミッション(ディスカバリー・ミッション)の候補を3つの提案に絞り込みました。それは、地球型惑星を探すためのスペース・テレスコープ、木星を覆うガスを深く調査する探査機、そして巨大小惑星の軌道を回る探査機です。

金曜日にこれらの最終候補を発表した宇宙局は、各々が3億ドル近い費用のミッションを1つ選考するのは明らかに困難なようです。

「これら3つの提案されたミッションに代表される科学の多様性は、顕著です。NASAは、飛行のためにこれらから1つだけを選ぶのに手がいっぱいになるでしょう。」とNASAの太陽系探査主任のジェイBergstralhが声明で述べています。

3つのミッションの概要は以下の通りです。

ケプラー・ミッション:

近くの恒星の軌道を回る地球と同じサイズの惑星を調査するスペース・テレスコープです。

NASAの研究者によると、このケプラー望遠鏡は5年間にわたって100,000個の星を観察し、最高500個の地球サイズの惑星を発見する可能性があるということです。

インサイド・ジュピター

内部構造と内部動的進化Interior StructureてInternal Dynamic Evolution(INSIDE)探査機は、木星大気の内部の進化史を探る為に木星の軌道を回ります。

この探査機はまた、巨大ガス惑星の磁場と重力場の高解像度の測量図も作ります。

黎明ミッション:

この無人探査機は、太陽系で最も大きい2つの小惑星ベスタとセレスの軌道を回ります。

科学者達は、これらの2つの小惑星は宇宙の異なった場所で形成された為に非常に異なった特性を持っているのではないかと考えています。

統合された調査は、地球近傍はどのように進化したのかという謎に光を投げかけるかもしれません。

NASAによると、昨年8月提出された26の提案から選ばれた3つの計画は、実現可能性検討のために各々450,000ドルを受けるということです。

最終選考が1年以内に行われ、2006年までに実施されるはずです。

NASAは、我々の太陽系の天体の調査や他の太陽系の捜査の為の科学ミッションを低コストかつ早い展開で実施できるディスカバリー・ミッションの提案を求めていました。

最初のディスカバリー・ミッションは、1996年に打ち上げられてほぼ1年間小惑星エロスの軌道に乗って回った地球近傍小惑星ランデブー(NEAR)でした。

他のディスカバリー計画には、火星に着陸したマーズ・パスファインダー、現在彗星や星間デブリを調査するために深宇宙を飛行しているスターダストとコンター探査機、広範な科学目的で「日光浴」宇宙飛行をしながら太陽に接近しているゼネシス無人探査機などがあります。



上記の訳文は記事の全容を伝えるものではありません。
誤訳の可能性もありますので、詳細は必ず下記のページで御確認ください。

http://www.cnn.com/2001/TECH/space/01/05/discovery.missions/index.html

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