JST表示のない時間はアメリカ東部時間ESTです。
12月16日午前7時45分JST現在 打ち上げ台39Bでの準備作業は報告するような大きな問題はなく続けけられています。 その日、外部タンクの製造工場で誤った材料が溶接された箇所が発見され、現在ディスカバリー号の胴体に取り付けられて明日超低温の推進剤が充填されることになっているタンクも含んでNASAに出荷したタンクに疑いが投げられるという問題が発生しました。 しかし、書類上の緊急調査とX線画像が、ディスカバリー号のタンクの飛行をほとんどクリアーにしいるとケネディ宇宙センターのスポークスマンのブルース・バッキンガムが伝えています。 当局はこのタンクを特別とみなして書類検査を続けますが、ミッションを遅らせるような事は何も見つからないだろうとバッキンガムは言っています。 12月15日EST現在 昨夜のケネディ宇宙センターでのシャトル・ディスカバリー号の作業は順調に進みました。 午前9時のブリーフィングで、NASAのマネージャーは技術的問題は何もなく天候も打ち上げに支障ない状態が続いていると報告しました。 「我々には、何の問題も心配事もありません。飛行と地上のシステムは順調で、我々は木曜日の打ち上げ成功を楽しみにしています。」とNASAのテスト・ディレクターのダグ・ライアンズは言っています。 何かあるとすると、気象画像が少し改善されました。 シャトルの気象担当官のエドPriselacは、現在打ち上げに適した天候の確立は90パーセントで唯一の懸念はまだ3,000フィートの雲底の可能性があることですと述べています。 この雲が残る可能性は非常に高いですが、空の4分の1以上を覆うことはありません。 緊急着陸基地は、カリフォルニア州のエドワーズ空軍基地とニューメキシコのホワイト・サンド基地、海外ではガンビアのBajul基地がスタンバイしています。 スペインのベンGuerir基地は、木曜日は横風の為に「ノーゴー」になりそうです。 金曜日と土曜日の気象も良好で、「ゴー」になる可能性は80パーセントです。 昨夜KSCの作業員達は、ディスカバリー号が10日間のミッション期間に発電燃料に使う液体水素と液体酸素を船内に装填しました。 装備品のチェックは完了しましたが問題は報告されませんでした。 スペース・シャトルSTS-103特集ページへ |