My Home Gallery

10月12日付けスペースフライトナウは
ちらつくディスカバリー号のTV中継アンテナ。
という記事を報じています。

シャトル・ディスカバリー号の主テレビ&ランデブー・レーダー・アンテナの故障は、国際宇宙ステーションとの安全なドッキングを妨げるものではないと当局は言っています。
しかしランデブー・レーダーからのデータ損失は、ブライアン・ダフィー船長にとっては、最終ランデブー・シーケンスを多少複雑にします。 またKUバンド・テレビアンテナの損失は、フライト管制官や一般の人達へのドッキングのテレビ中継をできなくします。

もしこの問題が解決されなければ(エンジニは深刻に受け止めています)、ディスカバリー号の残りのミッションは、静止画とシャトルがアメリカ地球局上空を通過する時だけできる短いビデオ中継だけとなります。

「今のところ、我々がリアルタイムTV中継をできるという保証はできません。」とフライトディレクターのチャック・ショーは言っています。
「オペレーションに与える影響の観点から言えば、それはそんなに深刻なことではありませんが、(地球の)人々にとっては大きな事だと分かっています。」と彼は言っています。

彼は、テレビ・システムはレーザー距離計やシャトルの光学スター・トラッカーでそれを代役できるので、ミッションの安全や成功の為には必要でないと言っています。
「TVの損失は、ミッションのテレビ中継を楽しみにしている人達にとっては失望的な事でしょうが、ミッションの安全性や成功には影響を与えるものではありません。」とショーは言っています。

その間、宇宙飛行士は、Sバンド通信システムを使って10秒に1フレームほどの伝送速度で静止画を送ることになます。

高速伝送KUバンドアンテナは、データやテレビ信号をNASAの地球規模衛星通信網を使って地上に送れます。

このアンテナはまた、宇宙ステーションとのランデブーの最終段階で、レーダーの役割も果たします。

モーター駆動の3フィート幅のパラボラ型アンテナは、シャトルのカーゴ・ベイの右前部にある高さ7フィート幅1フィート重量180ポンドのアンテナ・アセンブリーについています。
シャトルが軌道にいる時は、このグラファイト・エポキシ製のパラボラ・アンテナは、シャトルが方向を変えてもNASAの通信衛星を追尾してロックしリンクを維持します。

フライト管制官達は、何がKUバンド・アンテナを悪くしているのか知り、どうすれば直せるのか理解する為に、夜通しで試験する予定です。



宇宙ステーション・ミールから撮影したKuバンド・パラボラアンテナ。 ペイロード・ベイの右前から伸びている。写真:NASA



上記の訳文は記事の全容を伝えるものではありません。
誤訳の可能性もありますので、詳細は必ず下記のページで御確認ください。

http://spaceflightnow.com/shuttle/sts092/001011kuband/

-----------------------------------------------------------------  


   | Return to Main Page |